福井県視覚障害者福祉協会と福井県立盲学校に訪問しました

2023/05/11

皆様。
いつも私達の活動に対し、ご支援ご協力をいただきまして、誠に感謝しています。

今回は福井県に訪問し、視覚障害者福祉協会と県立盲学校にアイゴを寄贈しましたので、そのお知らせをいたします。

結果的にどちらもとても素晴らしい出会いと、よい囲碁普及ができました。

視覚障害者福祉協会では、アイゴを会員の皆様に触っていただき、碁盤の形を確認していただきました。中でも、会長の橋本さんは20年前まで囲碁を打っていたそうですが、全盲になったため囲碁を打てないと思われていたそうです。アイゴをお渡ししたところ、しきりに触った後、久しぶりの対局意欲を燃やすように「これを使って晴眼者とも打ってみたい」と嬉しそうに話されていました。

続いて県立盲学校では、放課後の貴重な時間に、校長先生をはじめ先生方と囲碁に興味がある生徒が参加し、アイゴの寄贈式を行ってくださいました。式後は2名の生徒や先生方に、アイゴで石取りゲームを体験していただきました。石を取るのが得意な生徒もいれば、碁石をはめるのに苦労している生徒もいました。ある先生は「生徒の触察能力の向上が見込めるのでは?」と、自ら進んで生徒と対局されていました。その先生のお父様も囲碁が大好きだったそうです。これを機会に盲学校内で囲碁がブームになることを期待します。

なお今回の訪問で、アイゴを寄贈した視覚支援学校は51校となりました。

新型コロナも5類感染症に移行されましたので、今後は精力的に盲学校への訪問をしたいと思います。

今回は以上です。最後までお読みいただき、ありがとうございました。

※以下、訪問時の様子を写真でご紹介します。

アイゴの受け渡しをしている福井県視覚障害者福祉協会橋本会長と柿島
福井県立盲学校の校門前に立つ柿島
寄贈式でアイゴを受け渡す福井県立盲学校杉本校長と柿島
福井県立盲学校の生徒さん2名と石取りゲーム中の柿島

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