2026/06/09
皆さま、いつも温かい応援とご支援をありがとうございます。
今回は、去る6月2日に三重県立盲学校を訪問してまいりましたので、その様子をご報告いたします。
台風6号の日本列島接近に伴い、体験会の開催を心配しておりましたが、無事に実施することができました。関係者の皆さまのご協力に心より感謝申し上げます。
今回の訪問で、全国の盲学校・視覚特別支援学校へのアイゴ寄贈は60校目となりました。残る学校は7校となり、目標達成まであと少しとなりました。
体験会には、小学部3名、中学部4名、高等部7名の計14名の生徒が参加してくださいました。また、先生方にもサポートとしてご参加いただき、とても賑やかな体験会となりました。
事前のお打ち合わせの中で、皆さんが一緒に体験できる環境をつくりたいとご相談させていただき、今回は初めて和室で開催しました。
和室での体験会は、囲碁が日本の伝統文化であることを感じていただける良い機会にもなったように思います。畳の上で対局するのは、碁打ちにとっても風情があり、特別な雰囲気がありました。

体験会では、いつものように小さな碁盤(6路盤)を使って指導を行いました。目の見えない生徒や見えにくい生徒も、アイゴに触れたり顔を近づけたりしながら、興味深そうに楽しんでくれていました。
私と対局した小学生は、見事に私の石を囲んで取ることができ、とても嬉しそうな表情を見せてくれました。
また、石取りゲームで自分の石を取られてしまい、悔しさのあまり涙を流してしまった生徒もいました。負けて悔しいと思えることは、それだけ真剣に取り組んでくれた証でもあります。そうした気持ちを持つ生徒こそ、ぜひ囲碁を続けてもらいたいと感じました。
時間の都合もあり、体験後に生徒たち一人ひとりの感想を聞くことはできませんでしたが、それぞれが囲碁の楽しさや奥深さを感じてくれたのではないかと思います。
代表して生徒会長からは、
「お昼休みに交流するのに使いたいです」
との言葉をいただき、囲碁に興味を持っていただけた様子が伝わってきました。
生徒自らが囲碁に興味を持ち、交流の場として活用したいと言ってくれたことは、私たちにとって何より嬉しい成果です。
今回の盲学校訪問に際し、お忙しい中ご協力いただきました伊藤校長先生、小林教頭先生、森脇先生には大変お世話になりました。心より御礼申し上げます。

最後に、一つだけ残念なことがありました。
翌3日に予定していた三重県視覚障害者協会へのアイゴ寄贈式が、会場となる三重県障害者支援センターの休館により実施できなくなってしまいました。
寄贈式は開催できませんでしたが、アイゴを郵送する形で寄贈させていただきました。後日、中島会長からお電話をいただき、温かいお言葉を頂戴いただいたことを、ここにご報告いたします。
改めて三重県を訪問する機会がありましたら、ぜひ囲碁体験会を開催させていただきたいと思っております。
お読みいただき、ありがとうございました。


