十三路盤囲碁京都交流会に参加しました

2023/07/12

いつも私達の活動に対し、ご支援ご協力いただきまして、誠にありがとうございます。

今回は、7月8日に社会福祉法人京都ライトハウスで行われた『十三路盤囲碁京都交流会』に参加して参りましたので、その模様を報告します。

このイベントは、京都ライトハウス囲碁サロンが主催し、視覚障害だけでなく、障害の有無を問わず、様々な人たちが参加できる交流会として開かれました。
当日は、地元京都は勿論、大阪、兵庫、和歌山、富山、東京と、多地域から24名が集まり、一般参加、視覚障害者、聴覚障害者など、13歳~88歳という幅広い年代の方々が参加され、大変素晴らしい交流会となりました。

ちなみに、アイゴ碁盤を使うことで、聴覚障害と視覚障害のように、お互いがコミニュケーションを取りづらい者同士でも、盤上では問題なく対局ができます。
今回の交流会でも参加者同士の関係性が深まり、良い発見や刺激があったようです。

また、関西棋院の白石京子四段もゲストとしてお越しくださり、対局の判定や解説など、会場内を縦横無尽に回って活躍されていました。
ちなみに聴覚障害者の方々の参加は、白石先生のお声掛けで実現したそうです。
おかげさまで、以前からお会いしたかった聴覚障害者のイラストレーターさんと出会うこともできました。

京都ライトハウス囲碁サロンでの囲碁交流会は初開催と伺いましたが、参加者に対するもてなしのレベルの高さに感動しっぱなしでした。
イベント進行の端々に、参加者に楽しんでもらおう、交流を深めてもらおうという配慮が感じられ、私自身が参加者としてとても楽しめましたし、イベントを開催する立場として学ぶことも多々ありました。

関西では、昔から九路盤を専門に打つ視覚障害者囲碁愛好家が多いのですが、これからは十三路盤も打つ方が増えることも願っています。
この交流会が来年以降も継続して開かれるのであれば、また仲間たちを誘って参加したいと思います。

京都ライトハウス囲碁サロンの皆さま、本当にありがとうございました。

https://www.kyoto-lighthouse.or.jp/column/column-11187/

※以下、当日の様子を映した写真です。

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