富山県富山市に訪問しました

2023/09/28

皆様
いつも私達の活動に対し、ご支援ご協力いただきまして誠にありがとうございます。

去る9月26日(火)に富山県富山市に訪問しましたので、その模様を報告いたします。

今回はとても不思議なご縁のおかげで、富山県立富山視覚総合支援学校にアイゴを寄贈することができました。                                         午前中は、富山県庁にて県知事の新田様と教育委員会教育長の荻布様もご同席の元、寄贈式を行いました。寄贈の際の挨拶では「全盲の視覚障害者にとって、脳内地図を描くことは自分の世界を広げるためにとても大事なことであり、そのためにも視覚総合支援学校の生徒の皆さんがアイゴを通して、より多くの人とのつながりを築いてほしい」とお伝えしました。寄贈式後半では、新田知事と荻野教育長にアイゴと碁石を触っていただきましたが、新田知事は目を瞑って碁石を打つことにチャレンジするなど、とても関心を持っていただけたようでした。
午後は富山視覚総合支援学校に移動し、地元の視覚障害者囲碁愛好家の方々と一緒に、理療科生徒2名、高等部生徒1名、小学部生徒1名に向けて、囲碁体験会を実施しました。皆さん理解が早く、すぐに石取りゲームを覚え、対局を楽しんでいました。生徒さんの中には「以前にアニメ『ヒカルの碁』を見て、ずっと囲碁をやってみたかった」と言われている方もいました。体験会後の感想では「ルールは簡単だと思ったけど、実際に打ってみると奥の深さを感じた」などのお声がありました。                                    富山県内はすでに視覚障害者の囲碁サークルもあり、その方々と生徒さん達をつなげることができ、これからの県内の囲碁普及に少しでも貢献できたことが、とても嬉しく思います。

また、今回の訪問で北陸三県の視覚支援学校へのアイゴ寄贈が完了し、延べ52校への寄贈となりました。残り15校にもできるだけ早くに訪問し、寄贈したいと考えています。

お読みいただき、ありがとうございました。

※以下、当日の様子です。

寄贈式で碁盤を寄贈しました(左から荻布教育長、新田知事、柿島)
視覚総合支援学校にて魚津校長へ碁盤を手渡しました
視覚総合支援学校での体験会の様子(多くの先生方にも見学していただきました)
教室窓に貼られた囲碁教室の案内と囲碁イラスト(とても歓迎していただきました)

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