2024/12/29
皆さま、
いつも私たちの活動にご支援・ご協力をいただき、心より感謝申し上げます。
今回は、12月22日(日)に北海道札幌市で行われた「第24回たけのこ杯 北海道こども囲碁大会」でのアイゴPR活動について、ご報告いたします。
今年最後の訪問先は、最高気温-3度,最低気温-10度という極寒の北海道。
札幌駅周辺は数日前の雪が固まり、あちこちがスケートリンクのような状態で、気を抜くと滑ってしまう緊張感に、冬の北海道の厳しさを実感しました。
特に気になったのが、点字ブロックが雪で隠れてしまう状況です。雪国の視覚障害者の方々はどのようにして安全に歩行しているのか、改めて考えさせられます。
「第24回たけのこ杯 北海道こども囲碁大会」は、一般社団法人たけのこ囲碁協会と北海道こども囲碁普及会が主催する大会です。
たけのこ囲碁協会の代表理事は、今年8月に「第3回誰でも囲碁大会」でご協力いただいたプロ棋士の谷村義行先生。
会場は札幌駅から徒歩圏内にある「日本棋院北海道本部囲碁会館」でした。
大会では、小学生から中学生までの22名が参加し、チャンピオン戦やハンデ戦、初心者向けの13路盤戦など、熱気あふれる対局が行われていました。
谷村先生のご厚意で、会場内にアイゴPRコーナーを設置していただきました。入口すぐの目立つ場所にアイゴコーナーを設けていただき、子どもたちが自由に体験できる環境を整えて準備万端です。
最初は自分の対局に集中していた子どもたちも、大会が進むにつれ、手が空いた子が少しずつ集まってきました。実はこの日のために準備したアイマスクが大活躍!アイマスクをして9路盤で挑戦する子どもが現れると、他の子たちも「やってみたい!」と次々に参加してくれました。中には「NHK囲碁フォーカスで見た」と私に気づいてくれる子も!4回目の対局でついに私に勝ち、喜ぶ姿も印象的でした。
また、埼玉県塙保己一学園の岩﨑晴都さんとネットで対局したことがあるという子もおり、囲碁を通じた交流の広がりを実感しました。保護者の皆さまもアイゴに関心を持ってくださり、多くの方がチラシを持ち帰ってくださったことも嬉しかったです。
たけのこ囲碁協会の小林副代表も目隠し碁に挑戦し、すっかりハマった様子で、アイゴを購入するとおっしゃるほどでした。私が思うに、副代表は相当の負けず嫌いな感じです(笑)
不思議なのですが、棋力に関係なく、目隠ししてもそれほど弱くならない人や、全くイメージが沸かず、初心者レベルまで落ちる人がいます。碁盤をイメージで捉えている人と、2次元で見たままで捉えている人との違いなのでしょうか。非常に興味深いです。
また、普段Zoomで配信している「アイゴ一番勝負」を視聴してくださっている方が、苫小牧から応援に来てくださり大変ありがたかったです。最近は大分慣れましたが、、オンライン上でお話している方と初めて直接お会いするのは、なんだか不思議な感じです。
今回の貴重な機会をいただき、北海道でアイゴをPRできたことは大変意義深いものでした。
この場をお借りして、谷村先生、小林副代表をはじめ、大会関係者の皆さまに心より御礼申し上げます。
「たけのこ」のように、子どもたちが囲碁を通じて健やかに成長し、日本を支える存在へと成長していくことを願っています。
これからも、皆さまとともに囲碁の魅力を広めてまいります。
どうぞよろしくお願いいたします!
※以下、大会当日の様子を映した写真です。