広島市で囲碁体験会を開催しました

2022/10/18

いつも私達の活動に対し、ご支援ご協力をいただき、誠にありがとうございます。

度々の投稿になります。

10月10日(月祝)、公益社団法人広島市視覚障害者福祉協会青年部主催による囲碁体験会を開催して参りました。

嬉しいことに、広島市視覚障害者福祉協会からお問い合わせをいただいたことがきっかけで、今回の体験会を開催することができました。

公益社団法人 広島市視覚障害者福祉協会
https://shisyokyo.jp/

午前中の講座では、『すべての人に囲碁を』と題し、これまでのアイゴの歴史や、視覚障害者囲碁の可能性、障害を超えた囲碁の魅力などを語らせていただきました。
福山に続き、東京から応援に来てくださった視覚障害者の高橋史月さんにも、ご自身の体験した囲碁の楽しさを話していただき、あっという間の2時間でした。
参加された9名の会員の方々や同行援護のガイドさんたちも、真剣に私達の話を聞いてくださり、感謝と喜びで胸がいっぱいになりながら過ごしていました。

午後は囲碁体験会とし、実際にアイゴツー9路盤を使いながら、囲碁のルールを解説。
解説といってもただ聞くだけではつまらないので、会員の方々には石取りゲームで遊んでもらいながらアイゴに慣れていただきました。
写真には、そんな体験の様子も写っています。
高橋史月さんも、囲碁初心者でありながらしっかりと指導をされていました。
また、体験会のために青柳泰平さん(元東北大囲碁部)も駆けつけ、5面打ち(一度に5人と対局)をしてくださいました。
私一人では一度に9人以上を指導することはできなかったので、本当に助かりました。

最後に、当協会からアイゴツー9路盤を3面寄贈させていただき、今後広島市の皆さんも囲碁を続けてもらいたい旨をお伝えしました。
この寄贈用アイゴは、皆様からいただいた寄付によって製造しています。
この場を借りて再度御礼申し上げます。

私たち目が見えない視覚障害者にとって、実際に碁盤を触ることはとても大事なことなので、これからもできる限り寄贈して行きたいと思います。
引き続きご支援をよろしくお願いいたします。

最後に、広島市視覚障害者福祉協会の中神誠会長より感謝状をいただきました。
感謝状をいただくなんて、個人的には初めてです。
逆に、皆さんが囲碁に興味を持ってくださったことへの感謝を私がしたい。

こうして、いっぱいの気持ちを胸にし、東京に帰還しました。

以上、お読みいただきありがとうございました。

(以下に体験会時の写真を掲載します。併せてご確認ください。)

指導碁をする柿島
指導碁をする青柳氏
指導中の高橋氏(写真左)
立派な感謝状を持つ柿島

 

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