2022/11/27
皆様。
いつも私達の活動に対してご支援ご協力いただきまして、誠にありがとうございます。
先日、ご寄付のページをリニューアルしたところ、皆様から温かいご寄付のお気持ちをいただくことが多くなりました。
本当に嬉しいです。
さて、11月23日(水祝)、埼玉県にある指扇囲碁サロンで開かれた『まるぼう杯』に参加いたしました。
このまるぼう杯は、集まった参加者を棋力のクラスごとに分け、その場でくじ引きをしてチームを決める珍しい団体戦。
更に特徴的なのは、チームメンバーの勝ち星だけでなく、どれくらいの目数差で勝ったかもポイントに加算するシステムです。
なんかサッカーワールドカップの勝ち点みたいで面白い(笑)
例え勝っても、半目差から5目半なら1ポイント、逆に20目半以上や中押し負けだと5ポイントもゲットできるというところが、他の囲碁大会に無いルールでした。
なので、例え劣勢な碁でも、できるだけ差を縮めるため、最後まで気を抜けない真剣勝負ができます。
雨の中でしたが、32名の小学生から社会人、お年寄りまで幅広い年代の囲碁ファンが集って、和気あいあいとしながらも、緊張感のある碁を楽しみました。
私もアイゴを使って出場させていただきましたが、全盲の私に対しての主催者の方のホスピタリティーが素晴らし過ぎて感動しました。
事前説明の中に、アイゴで対局する際の注意点(私に打った場所を教えて上げてくださいとか、配慮を促す一言など)をスマートに添えてくださり、私自身ストレス無く対局に集中することができました。
それもそのはず、この指扇囲碁サロンは、現在プロ棋士を目指している弱視の日本棋院院生である岩﨑晴都君がほぼ毎日通う碁会所なのもあり、普段から視覚障害者とのふれあいが多いのだと思います。
他にも近くの盲学校から視覚障害者の生徒が通っているため、アイゴも沢山準備されていました。
正直言って、私の家が近ければ、毎日通わせていただきたいくらい、とても雰囲気の良い碁会所です。
囲碁大会は朝10時から夕方6時近くまでかかりましたが、あっという間の一日でした。
私が入ったチーム(あいごふぁみりー1247)は、残念ながら入賞できませんでしたが、久しぶりに碁盤だけに集中することができた良い時間でした。
大会終了後も練習対局で岩﨑晴都君に指導碁を打ってもらったり、他の盲学校生徒とも対局しました。
皆、会う度に強くなっていて、追い越されるのが少し悔しいという気持ちが芽生え、久しぶりにもっと強くなりたいなと感じた一日でもありました。
席亭の曽我部先生も人格者でありつつ物腰も柔らかく、碁会所ではなく、曽我部先生ご自身の人柄に惹かれ、人が集まっているんだなとも感じました。
次は曽我部先生にも指導碁を打っていただきたいです。
皆様も埼玉県にご訪問の際は、是非指扇囲碁サロンに行ってみてください。
まるごう杯を開いてくださった主催者様もありがとうございました。
とても楽しい囲碁大会でした。
また参加させてください。
以上、お読みいただきありがとうございます。
埼玉で囲碁を楽しむなら子供からお年寄りまで通える指扇囲碁サロン
https://sashiogi-igo-salon.jp/