2024/04/19
皆様
いつも私達の活動に対しご支援ご協力いただきまして、誠にありがとうございます。
今回は、4月13日(土)にタワーホール船堀で開催した囲碁体験会の模様を報告いたします。
お声掛けいただいたのは、NPO法人江戸川区視覚障害者福祉協会の伊藤さん。
実は、2年前にも同じ場所で体験会を実施したことがあります。
※2年前の記事はこちら
今回も江戸川区にお招きを受け、視覚障害者会員4名、ガイドヘルパー5名、事務局会員1名の総勢10名にご参加いただき、2時間の囲碁体験会を実施しました。
何故ガイドヘルパーの方が1人多いかというと、その方は以前から囲碁を憶えてみたいと思われていたようで「参加できれば教えてもらえるかも」と考え、事前に打診をいただきました。
こちらとしても、そんな積極的な方なら大歓迎!ということで、特別にご参加いただくことになりました。
体験会は、終始賑やかなムードで進行しました。
最初の自己紹介ではまだ少し緊張が感じられましたが、石取りゲームを始めた頃にはあちらこちらで笑い声が出ていました。 私も途中から参加者の方に混ざり、2人の方と打たせていただきました。ただ石を取るゲームを教えたはずなのに、打つ手でその方の性格が見え隠れするのが楽しいですね。
参加者の中には休憩も取らずに休まずに囲碁盤に向き合う人も。それだけ碁盤に集中されていただけあり、終了後には「今夜はよく眠れそうです(笑)」「なんかやみつきになりそう」などの感想をいただきました。さらに、複数人の方から「早速アイゴを注文したい!」とのお声をいただき、短い時間でも囲碁の楽しさが伝えられた、と嬉しい気持ちのまま体験会を終えました。
今回利用させていただいたのは公共施設内の会議室でしたが、このような場を利用して継続的に囲碁教室やサークルなどに発展できれば、視覚障害者の囲碁普及の大きな前進になると感じました。
単発の体験会を開催するだけではなく、各地に囲碁熱を持つ協力者を増やし、持続的な普及と指導方法を模索したいと思います。
最後に、江戸川区視覚障害者福祉協会の藤原理事長、伊藤さんをはじめ、会員の皆様に厚く御礼を申し上げます。
お読みいただきありがとうございました。
NPO法人江戸川区視覚障害者福祉協会のホームページ
http://edo-npo.sakura.ne.jp/
※以下、当日の様子です。