すべての人に、囲碁を。

代表理事 柿島光晴

目を使わない障害者達にとって、
囲碁を始めることはとても難しいことでした。

視覚障害者専用囲碁盤(通称アイゴ)は、1980年代に米田昌徳さんよって考案されました。
病気で目が見えなくなってしまった叔父に、もう一度囲碁の楽しさを知ってもらおうと考案されたアイゴは、線が立体的に浮かび上がり、碁石を固定できる大変画期的な物でした。
それからしばらく生産停止状態になっていましたが、2013年に仲間たちとアイゴの金型を復活させることに成功。大量生産ができるようになりました。
これにより、誰でも手にすることができるようになり、視覚障害者の囲碁人口は増加傾向にあります。
立体的に浮かび上がった線と触感の違う碁石を触り、頭に盤面を描く。これにより、目が見えない私達は脳内地図(マインドマップ)の精度を向上させ、空間認知能力を成長させることができます。
数多な変化ある手筋の中で、どれか一つを決めて打つことにより、自分自身で考え、決定・行動する判断力と責任感が養われます。
また、老若男女、障害があっても無くても、すべての人と盤上で対等の対話ができることも特徴です。

囲碁に出会えた喜びを
一人でも多くの方々と共有し共感したい

私は囲碁に出会えた喜びを一人でも多くの方々と共有・共感したいと思い、この団体を設立しました。

これまで国内外の多くの盲学校、視覚支援学校にアイゴを寄贈し、生徒たちの目標の一つとなるよう盲学校囲碁大会も開催しております。

また、目が見える見えないに関わらず、幅広い年代の方々に囲碁を教えております。

その先には、誰もが囲碁によって平和に、そして対等に繋がる世界があると信じています。

“【アイ】(目)が見えなくても【ゴー】(前に勧め)”

米田さんの思いが詰まっているアイゴを使い、これからも囲碁普及に邁進して行きます。

皆様、これからもご支援ご協力をよろしくお願いいたします。

活動実績

2013年 視覚障害者用囲碁盤アイゴを復活。以降、社会福祉法人日本点字図書館で販売
2015年 全国の盲学校・視覚特別支援学校へのアイゴ寄贈を開始(2021年現在67校ある盲学校の中49校を訪問)
台湾台北市立啓明盲校訪問し、アイゴを寄贈
2016年 2013年より販売してきた立体囲碁セットアイゴを、個人事業から日本視覚障害者囲碁協会事業として統合
2017年 クラウドファンディングを開始(無事ゴール達成)
碁石海岸のある岩手県大船渡市において「第1回 全国・台湾盲学校囲碁大会」を開催
2018年 第2回 全国・台湾・韓国盲学校囲碁大会」を開催
2019年 第23回 全国・台湾・韓国盲学校囲碁大会」を開催
オーレーザー社のレーザーカッターを購入し、社会福祉法人進和学園でアイゴツーの制作販売を開始
視覚障害者と別の障害を持った利用者との協力を得る
2020年 zoomとyoutubeを使った動画チャンネル「みらクルTV」の中で「視覚障害者への囲碁入門講座」を週1回放送